こそっとね その5 国際情勢 2020年05月10日 0 【台湾の場合】 支那からは中華思想で化外の地として蔑まれ、長らく放置されていた。 それだけあって、支那大陸の騒乱とは無縁でいられ、比較的穏やかな人が多い。 遺伝子上日本人のルーツは台湾人に近いとされている。 黒潮に乗ってきたと思われる。 日本統治時代は日本の熱心なインフラ整備や教育普及などをとおし、日本人と親しくなっていった。 日本が敗戦して去っていった後は中共軍に負けた国民党軍が台湾に落ち延びてきた。 その態度は大変ひどいもので、蛇口から水が出ているのを見て魔法の道具だと思った彼らは、ただの壁に蛇口を刺し、水が出ないことに憤り、台湾人を怒鳴りつけたという。 そのくらい酷い有様の彼らを見るにつけ、日本統治時代がいかに良かったかを痛感した。 そんなこともあり、国民党(アメリカ)にとって都合のいい歴史教育で洗脳しようとしたが、度々反発にあった。 共産主義者であると言いがかりをつけ、多くの台湾人を拷問・銃殺した2.28事件なども有名だ。 そんな国民党の恐怖政治から、初めて台湾人の統治者として選ばれ善政を敷いたのが李登輝元総統。 親日家として度々日本に訪れていたが、日本の政治家は中共を慮り、ほとんど誰も会わなかった。 日本の統治時代にも国民党フィルターをかけてはいるが、比較的好意的。 しかしかつての日本帝国は悪の帝国であり、自分たちは正義の国であることにしたいアメリカ側としては、日本統治時代は良かったという台湾人は大変目障りであり邪魔であった。 今でも台湾に米軍が駐留基地を置かないのは、いつでも捨て駒にするつもりだからである。 アメリカにとって東アジアで友達と言えるのは、裏切ることが当たり前の韓国くらいだ。 最近になって韓国よりも台湾との関係を重視しようと言っている。 たまたま新型コロナウィルスが出てくる前から、中共との関係が悪化して交通網を遮断していたため、比較的ウィルスは広がっていない。 ちなみにグアムから米軍の爆撃機が撤退した今、台湾を守る防衛網は比較的薄くなっている。 まるで中共が手を出しやすいように。 [0回]PR